本日、くるみ語りの会がありました。
このくるみ語りの会は月1回絵本の紹介や読み聞かせについて学ぶサークルです。
今日は、京田辺市よりはるばる、言葉の教室で20年間教師をされていた塚原節子さんが講師に来てくれました。

幼児期に聞く力を育てることの大切さや、読み聞かせのコツについてなどなど、とても興味深いお話を聞くことができました。
聞く力というのは目に見えないものなので、読む、書く、話すといったことに親は目を向けがちです。聞く力は文字の入ってくる幼児期に育てることが、とても大切です。
聞く力の育て方
聞くことが楽しい!話すことが楽しい!と子供が思うことが大切です。楽しい経験をたっぷりとすること、聞きたいなと思う中で聞く力は伸びます。
聞くということは受動的ではなく、能動的な活動です。
子供が聞きたいと思うことにはアンテナがのびて、自然と耳に入ってくるものです。
絵本の読み方
大切なことは読み手がイメージしながら読むことです。絵本の読み方が下手だから、あまり読み聞かせはしません。という方もいらっしゃいますが、声音の高低や強弱をつけなくとも、イメージしながら読むだけで、伝わる読み方になりますよ。
下手でも胎児の頃から聞いていた、お母さんの声をきくだけで、子供の心は落ち着きます。
何度も同じ本を読んでほしがる理由
子供は次にこうなるとわかっているともっと楽しく、想像しながら楽しみます。イメージが深まることでその世界を堪能しています。堪能しきると、次の絵本、次の世界へと移っていきますよ。
聞く力を育てるのは読み聞かせだけではありません。
お話もとても子供にとってはうれしい聞きたいことです。
読み聞かせする時間がないときにでも、食事の用意の間などに、
「今日、お母さん、電車にのってたら、雨がふってきてさー。傘持ってないからどうしよ~と思ったけど、電車降りたら、雨が止んでね。よかった~って思ったの。」
など、何気ない会話の中で、子供はイメージし想像力を伸ばします。お母さんと同じことをイメージすることで共通の世界がひろがります。
親子で同じ世界を想像することで、とても楽しい体験となります。
子育てアドバイス
幼児期に十分満足し、その子のペースで行動することはとても大切です。その子をそのままで受けとめてあげる。できるだけ待ってあげて、できることに目を向けてあげるといいですね。
肯定されることで、子供の自信、自分を認める気持ちが育ち、情緒が安定します。幼児期に心の根っこを育てることが大切です。
などなど、とても貴重なお話を聞くことができました。
~保護者の感想~
いつも寝る前に読み聞かせをしています。
子供の話し聞くことを日々、意識的にやっていますが、自分の話しはあまりしていませんでした。
今日は寝る前に絵本でなく、自分の話をしてみました。
「家に帰ってきたらな、駐車場に茶色と白のシマシマの猫がすわっててさー、車入れようと思ったら、ビューって逃げていったよ。」
というようなたわいもない話しでしたが、子供たちは本当に興味があるようすで、それから?それから?どうなった?と話がはずみました。
共通の世界を楽しめました。
もこもこもこ、いいお顔、はらぺこあおむしなどの読み聞かせもしてもらいました。
子供たちもとても楽しそうに聞いていましたよ。

次回の語りの会は11月17日水曜日、リズム遊びの会の後に行います。
興味のある方はぜひぜひご参加ください。